とてつもなく自分だけのバイク
ではペイントを作成していくよρ(^-^*)ノ イッテミヨー! |
オリジナルペイント
下地処理であるパテ埋め、サフ吹きが終わった状態からがペイントの始まり。まだの人はパテ盛りからやってね
使用するのはマスキングテープとデザインナイフ。それから精神力だ!デザインにもよるけど、マスキングは30mmのマスキングが大量に、そして広範囲を一気にマスクするマスキング
がないとマゾくてやってられないよ。あと、カッターならもってるからいいやぁ~なんて言ってると必ず後悔すると思う。デザインナイフ
はカッターと別物。そして一度使えばわかるだろうが、慣れると5枚重ねたコピー用紙を上から3枚だけ切り取ったり出来る程度の精密さを持ってる。曲線切るのにカッターでは無理。
それではまずはデザインだね。
自分は厨二病全開で、アクセサリーのコレクターでもあるから“神の腕”と呼ばれクロムハーツを創立から14年間支え続けた伝説の彫金師スタンリー・ゲスのモチーフを参考にしたんだ。かっちょいいよね!でこれをパソコンで白黒2色に変更して適当なサイズで印刷。
自分の場合は骸骨ZIPなタンクが目標だったので、マスキングでの色分けはデイトナのシルバーサフが完成した時からスタート。右図の写真でもうマスクされてるのがわかるかな?
マスクした状態で純正色のキャンディタヒチアンブルー
を吹いて、乾燥後にマスクを剥がしたのが左の写真。ポイントとしては都度シリコンオフで油分を除去する事と、色を分けたら毎回捨てクリアと呼ばれる工程を入れる事。詳しくは絵付きで別途説明するが、普通のクリアスプレーを全体に吹いて、軽くペーパーを当てる事で塗膜の段をなくす為に使います。上の状態で言うと、シルバーのままの箇所より青く塗られた部分の方が塗装一枚分厚くなっているのはわかる?上からクリアーを吹いて、青の塗膜の上に乗ったクリアーだけ擦り取っちゃうってイメージ。
マスキングでの塗り分けはどんなに複雑になってもコレが全てだから、何度も頭の中でシミュレーションするといいよ~
つまり、普通のお絵かきでの色塗りとは逆なんだね、一番上にくる色が一番最初に塗られちゃう。
右の写真を見たらよくわかるかな?さきほどの骸骨を印刷したものをタンクに貼り付けてデザインナイフで切っているところです。
青い部分はもう完成なのでマスキングされてる。その後白を一回吹いてある状態です。そして白を残したい箇所が骸骨の絵の部分。マスキングを適当に白い部分に貼り付けて3Mのスプレーのりで骸骨の印刷物を貼り付け、用紙と一緒に下のマスクから余分なところを切除。
すでに切り抜かれて骸骨の形をしたマスキングがいるのがわかるかな?
そして骸骨完成後に一回赤を吹きました。赤色のロゴを作りたかったからです。スカルキャンディのロゴですね(^-^;
今の状態で側は青色、骸骨は白のまま残っているのがわかりますか?で、赤吹いた後にロゴの形にマスキングしてあります。この後黒色を塗布。
マスクされたところ以外が真っ黒に塗られました。このあと全部のマスキングを外すと、スカルキャンディのところは赤のまま、骸骨は白のまま、まわりの側は当然青のまま残っていると言うわけです。スッキリマスクを外した後はシリコンオフです。
そして最後に捨てクリアー吹いて吹いて(薄く何度も!が基本だよ)ペーパーの細かい番手で仕上げ、これでもか!と2液性のウレタンクリアーで塗膜を埋めてしまいます。
ステッカー貼りたい場合は捨てクリアーの前に貼ってもいいし、ウレタンクリアの前に貼ってもいい。こうすると二度と剥がせないステッカーになります。